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世 界遺産には、人を惹きつけてやまない魅力があります。

2007年現在では、世界遺産の数は830。

NHK やTBSなどのテレビで見た世界遺産。

子供のころはただテレビの向こう側の世界としか思えなかった光景が、

今 では、ちょっと勇気を出せば、どこの世界遺産にも行くことが出来ます。

定番の世界遺産だけでなく、新しい登録遺産 にも目を向けてみましょう。

未知との遭遇はいつだってミステリアス。

アルル、ローマ遺跡とロマネスク様式建造物群

アルル、ローマ遺跡とロマネスク様式建造物群
Arles, Roman and Romanesque Monuments
所在国:フランス
世界遺産登録:1981年
種類:文化遺産

アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群は、フランスは南部のプロヴァンス地方にある文化遺産です。

紀元前一世紀にローマ人によってフランスが支配された際の首府となり栄えましたが、その後、中世でも、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の始点になったことで宗教都市としても発展したことから、古代ローマと中世という二つの時代の遺跡が混在しています。

ローマ時代の遺跡としての見ものとして筆頭に挙げられるのは、円形闘技場と古代劇場です。
一世紀末に建設されたという闘技場は2層(当時は3層)で60のアーチが周囲を取り囲み、2万人以上もの観客を収容できたとされています。
現在でも、闘牛などに使用されています。

古代劇場は、紀元前1世紀ごろに作られましたが、
中世には教会建築として石材が切り出されたり、要塞に改築されたりしたこともあって、現在では、大理石の柱が残存しているだけです。
ここで発掘されたアルルのヴィーナス像は、ルーブル美術館で観ることが出来ます。

他のローマ時代の遺跡としては、地下回廊とフォルム(Cryptoportiques et forum romain)、コンスタンティヌスの公衆浴場(Thermes de Constantin)、ローマの城壁 (Remparts du castrum romain)、大墓地アリスカン(Les Alyscamps)が現存しています。

中世の遺跡としての代表である、サン=トロフィーム教会 (L’eglise St-Trophine)はロマネスク様式の美しい彫刻で有名です。
そもそもは、アルルの聖トロフィムスの聖遺物を納めるために7世紀に建造されたのですが、12世紀にロマネスク様式に改築されました。

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